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「桐原総一郎」

武蔵森、監督。

いかつい顔しちゃって怖くて、こんな監督やだなああああって思ってました。
ら、まさかのあの竜ちゃんのお父さん……!!

良かったねえ、竜ちゃん、お母さん似で……。お父さんに似ててあんなヘタレだったらただのキモい子だよ←

そんな桐原監督。

まあ読んで行くうちにただの厳格で不器用な人なんだなあと思いました。
監督としては立派かもしれない。
その戦略はたしかに相応のレベルを持ったチームでなければ機能しないし、武蔵森がそこまで成長してきてるのは桐原監督の力量だろう。

だけど!
子どもに価値観を押し付けるのはどうだろうか!と!

最初は好きだったかもしれない。
でもそれを押し付けられれば誰だって反発したくなる。

大好きでも、素直にそれを受け入れられなくなる。
小学生や中学生は高校生や大人よりもずっと繊細なんだって、教育者側なら、その前にひとりの子どもを持つ親として、知っておくべきだ!

反発できた竜ちゃんはいいと思う。
でもただ怖くて言いなりになってたり、逃げることでしか自我を保てなくなったらどうしてくれるんだ。まったく。

好きなことでそんな抑圧されたら、どこで自分を見つければいいんですか。

部活というコミュニティは存外、大人が思っている以上に学校生活でのウエイトを占めてるものなんですよ。

なーんか、最後まで好きになれませんでした。